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編集・撮影:山本恭一 |
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べんてんの上手のおとなりが、ひろびろとした浄水場だ。よその学校で、サクラの花どき、遠足にきたりする。左手は青あおとした山で、カッコウやツツドリがたくさんないている。構内は、まるで公園のように、植木がぎょうぎよく刈りこんであって、芝生には草もまじっていない。見わたすかぎりの浄水池は、ふかくって、青あおとしずかに、波もたたねい。でも、ここではおよいじゃいけないっていう、ざんねんだ。……。浄水池に、アカハラやアユがたくさんいる。これはみんな、とり入れ口からはいってくるのだ。さかなって、よくも目をまわさず、ぶじでこられるものだ。池のさかなは、つらせてくれねい。お役人はつってもいいことになっている。だが、この池にはいると、さかなは肉にしまりがなくなって、まずい。
【「三太ウナギ騒動」より、偕成社版『三太物語』34頁】 |
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| *1887年(明治20)、パーマーによって建設された横浜水道の取水口は下流の三井地区で、ここ青山は関係なかった。その後、1897年の第1次拡張工事で青山に取水口と沈澱池が設けられ、1915年(大正4)の第2次拡張工事で、鮑子取水口と現在の青山沈澱池(浄水場)が完成した。1915年まで使われた青山の取水口と旧沈殿池は、いまは国の登録有形文化財として保存されている。 |
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青山浄水場

保存された旧沈澱地
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